自己紹介のページにも書いていますが、私は公立中学校の教員でした。
私がどのように転職に至ったのか、記録を残しておこうと思います。
対話を重ねて見つけた自分の道
前回のコチラの記事にもあるように、とりあえず広く浅く、”社会”を知ろうとエージェントに登録したり、情報サイトを眺めていました。
対話を重ねるなかで自分が大切にしたいものが改めて見えてきました。
これぞワークライフバランス
ついにブログのタイトルを回収する日がきました。
(最近だと、ウェルビーイングWell-beingなんて言葉も出てきていますが…)
私は次の2つを大切にしたいということに気づきました。
①家族
誰が何と言おうと、最優先事項だと思っています。公立中学校教員の中では、ICTをバッキバキに活用して、効率的に働き、家族の時間を大切にしてきたつもりではありますが、自分の生来の体力不足もあって、休日に家族と過ごせているかというと、そうでもありませんでした。平日もそうです。一通り家事をこなし、子どもを寝かしつけるまでの間も、ずっと仕事のことを考えていました。
とにかく余裕がなかったんですよね。
家族と充実した時間を送るためには、なによりも“余白”が必要だと思いました。
②教育
私が「教える仕事」に就きたいと考え始めたのは小学生の頃からでした。
今回の転職エージェントのやり取りや、サイトでいろいろな仕事を眺めてみましたが、結局自分が生業として関わっていきたいものは教育であるということを再確認しました。
特に発達に課題のある生徒(いわゆる発達障害、発達症)とその家族を支えたいという気持ちが強かったです。
(公立中学校に勤務していたときから、不登校の生徒対応に特別のやりがいを感じていました)
家族、教育という究極のワークライフバランスを成立させるためには、以下の条件が必要でした。
・精神的にも体力的にも余白が生じる仕事であること。
・自分が携わりたいと強く思える仕事であること。
・残業が基本的に生じないこと、もしくは残業代という概念があること。
運命の出会いがそこに
前述の2つの柱が私の行動原理だったわけですが、正直「欲張りすぎかな」という気持ちはありました。自分程度のスペックで、今の日本で生活していくためには何かしらの犠牲を払わなければいけないのだろう、というあきらめもありました。
しかし…出会ってしまいました。
発達に課題のある生徒・家族の支援と伴走をするために作られた通信制高校に。
人事の方と話す中で、生徒にとって余白のある生活が送れており、職員もまた同じように余白のある生活を送っているということが伝わってきました。
私が公立中学校に勤務し続けてきたこと、Google認定資格を多数所持していたことなどを高く評価していただきました。
このタイミングを逃すわけにはいかない、と気がつけばトントン拍子で話が進み、ほぼ一か月で内定をいただくことができました。
とは言え、ずっと続けてきた仕事を辞める葛藤、目の前の生徒たち、辞めるための手続き…もちろんありました。
そのあたりのお話はまた次回にしようかと思います。
[PR]転職エージェントなどなどなど…
リンクとして飛びやすいように広告スタイルで貼っていますが、転職エージェントもさまざまでしたので、百聞は一見にしかず、ぜひ”プチ社会科見学”してみてください。私はさまざまな担当の方と対話をすることで”自分”がわかってきました。おすすめの転職エージェント、求人サイトを紹介します。
☆転職エージェント探しから
転職エージェントとマッチングをしてくれるので、幅広く知りたいという面において、便利です。
☆発達障害、うつ病など障がいへの理解がある
色々と探す中で出会いました。なかには心を病んでしまった方もこの記事を読んでいるかもしれない、と思いシェアします。私にとっても他人事ではないと思っているので。
☆コンサル業界特化型
コンサルって響きがなんかカッコいいし、別の世界と思っていましたが、そうでもないようです。課題解決型学習が流行ってきていますが、教員の強みは「傾聴力」「課題分析力」だと思っています。すでに有しているスキルを転職先でも活用できると確信しました。
☆IT業界特化型
自分はICT活用に興味があったので、少しITの世界も覗いてみたく、利用しました。”未経験から”というフレーズも非常に魅力的でした。
☆これぞライフワークバランス!
通勤時間を気にしない働き方が最近はできますからね…リモート系に強い転職サイトです。
まとめ
ようやくにして自分のやりたいことが見えてきた、ワークライフバランスが取れる気がしてきた…!
というところで今回はおしまいです。
次回は葛藤、辞め方あたりに触れていきたいと思います。