Google for Education 認定イノベーター

ワーク
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こっそりてぃーちゃー

元公立中学校教員。ワークライフバランスについて考えるようになり、通信制高校へ転職。担当は理科。
Google for Educationの利活用をはじめ、ICT全般に興味あり。
Google認定イノベーター、Google認定コーチ、Google認定トレーナーの3資格を取得済。

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  • Google for Education認定イノベーターになりたい
  • 認定イノベーター?なにそれおいしいの?
  • 海外旅行(韓国)を追体験したい

このような教育者の方々の助けになればと思い、記事を書きました。

認定イノベーターってなに?

概要

大雑把に言うと、「熱心すぎる先生」です。認定教育者レベル1、2はあくまでも「ツールを使いこなせる個人」でしたが、認定イノベーターは教室や学校、地域の変革に熱心に取り組む優れた教育者への素質をもった存在ということになります。(高尚すぎて、私はずっと申請することをためらっていました…だって、変革って…ねぇ…。)

メリット①:教育の最先端に触れることができる

この資格、今まで紹介してきた認定トレーナー、コーチとは一味違います。正直、トレーニングやコーチングは、割と与える要素が大きいかなと思います。「雛鳥に餌をあげる親鳥」のようなときもあれば、「ベンチプレスのトレーニーを横で支える人」のようなときもあります。しかし…イノベーターは何でしょうか…誰もが考えつきもしないようなイノベーションを起こす人々なのです。
とてもとてもとても熱心な教育者(ごめんなさい私は本当にただのモノ好きです)がこの資格の存在にたどり着いて、取得しているイメージです。
認定イノベーターの資格を取得すると、専門のコミュニティに所属することができるので、日々刺激を受けることができます。また、ちょこちょこイベントが開催されるので、ステキな教育家たちと繋がることができます。
(開催された公式イベントで、先輩イノベーターの方々に背中を押されて、申請することを決めました)

メリット②:資格取得の過程にもたくさんの学びがある

資格を取得するために、デザイン思考をベースとした活動をするようです。そして実際にそれを自身が所属するコミュニティで1年実践し、PDCAをグルングルン回していきます。すべてを乗り越えることで、教育に対するものの見かたがより深まること間違いなしです。

メリット③:コンフォートゾーンの破壊

正直、私にとってはデメリットでしかないと感じていました。というのも、この認定イノベーター、1年の動きだしの際にアカデミーに参加する必要があります。開催される土地はその年度ごとに異なり、日本人が行ける距離で開催される、もしくはオンラインで開催されるときの言語は基本的に英語です。(過去、日本で開催されたときはもちろん日本語だったそうです)
英語が当たり前に話せる方にとっては朗報でしょう!しかし、私のように、「英語?無理」という方にとっては、コンフォートゾーンという概念がなくなります。学びの無間地獄へと突き落とされるわけです。
心の安定を保って、乗り切ることができれば、圧倒的成長につながること間違いなしです。

デメリット:有料かつ条件つき

企業の資格であるため、さすがに無料ではないです。認定教育者資格レベル1、2の所持が最低条件となりますので、必要経費は…35$ですね。ただ、トレーナーのときと異なり、レベル1、2だけ持っていれば申請できます。
また、コーチやトレーナーと異なり、わかりやすい継続条件は無いに等しいです。「変革」「推進」「促進」を教育現場でし続けていくことがイノベーターの使命です。

学習方法と試験の受け方

学習方法

コーチ、トレーナーと異なり、「事前にここで学習してね☆」というサイトはありません。
流石イノベータープログラム…ぶっ飛んでやがるぜ…といった感じです。
アカデミーへの参加申請書を書き上げることが、「学び」になるという仕組みです。

申請手順

申請にあたって必要なものは…

・認定教育者レベル1及び2の取得(10+25$)
・申請書の作成
 ・イノベーションを起こしたいチャレンジの設定
 ・関係する他者へのインタビュー
 ・チャレンジに関する短いビデオ

下記公式サイトから申請の流れを確認することができます。
認定トレーナーのときと申請するサイトの仕組みは一緒です。
オンラインなのか、現地に行くのか、間違えないようにしましょう。
(2024年度で参加できるものはすべて締切が終わってしまっています…私はソウルに行ってきます…)

難易度と合格率は?

数字は公開されていない

イノベーターアカデミーに参加する時点でふるいにかけられてしまいます。(きめ細やかなサポートを受けられる質の低下を防ぐために、参加人数はしぼられるそうです)
アカデミーの参加合格=イノベーターに決定!というわけではありません。そこがスタート地点なのです。この時点で難易度がわけわからん。というのが私個人の感想です。

自身の体験

申請まで先輩と仲間に支えられ、アカデミーへの切符を手に入れました。イノベーターは(私を除いて)本当に素晴らしい教育者しかいません。
この切符をもとに、私がどのように成長していくのか…今後みなさまに情報発信していければと思います。
記事作成時点ではまだアカデミーへの参加が決まっただけです。これからアカデミーへ参加してきます

まとめ

Google for Education チャンピオンになることで、得られるものは多くあります。是非挑戦してみてください。
また、やってみようにも、どうしたらよいか困っている、ちょっとアドバイスが欲しいなどなど、ありましたら、お問い合わせよりご連絡ください!
…と言いたいところですが、これに関しては、「先輩イノベーター」をSNSやGEG(Google Educator Group)で探し出して、声をかけることをオススメします。
韓国(ソウル)でどんなことになっちゃったの!?はまた次回以降発信していきます<(_ _)>

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